真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ

いまさら?という話題を書きます。

cinema た行

『鉄と鉛』感想

今度、シネマヴェーラで上映があるらしいので、11年前!に書いた感想文をアップしておきます。内容が古いし、文章もこなれてませんがご容赦を。あと、敬称がムチャクチャかと思います。 ==================== 『鉄と鉛』 (東映=東映ビデオ) 監督&脚本:…

シャマラン原案・製作の『デビル』、『レディ・イン・ザ・ウォーター』について

シャマランが原案を提供、製作を担当し、若手の監督が映画化するプロジェクト“ザ・ナイト・クロニクルズ”の第一弾です。監督は『REC / レック』のハリウッド版リメイク『REC:レック/ザ・クアランティン』を手がけたジョン・エリック・ドゥードル。公開は7月1…

『ドリーム・ホーム』

試写でだいぶ前に見ました。 香港映画です。ヒロインはこれまで三池崇史やジョニー・トーの映画に出演し、このあともハリウッド進出作が控えているジョシー・ホー。実人生ではマカオのカジノ王の娘という、いわゆるセレブな生まれと育ちの彼女が、みずからプ…

身も心も悪魔に捧げて 『小さな悪の華』

幻の作品となっていた禁断の少女映画『小さな悪の華』が、いよいよ日本初DVD化です!'08年2月20日発売予定。 ロリータたちがボードレールの詩に耽溺し、サタンへ忠誠を誓い、悪徳に耽って自ら破滅していく物語があまりにスキャンダラスなため、フランス本国…

伝染歌

劇場初日に『伝染歌』観ました。すごく酷いと思った・・・。 簡単に内容。「聞くと自殺してしまう歌がある」という噂を耳にした編集者の松田龍平。実際、高校生のヒロインの友人が、彼女の目の前である曲を口ずさみながら首をかき切って死んでしまう。その事件…

『トランスフォーマー』

スピルバーグ製作という印象を抱えて観にいったら、監督のマイケル・ベイ色が濃くてガッカリ。予告を観てホラーサスペンスだと勘違いしてた。でも誤解していたこちらの問題なので、これはこういう映画で別にかまわないんだろうと思う。<市井的なジョークと…

『短距離TOBI-UO』(成人映画館公開題:『ホテトル嬢 癒しの手ほどき』) 

監督:竹洞哲也&脚本:小松公典コンビ作品。まさに正統派人情喜劇。ヒロインの青山えりながカワイイです。おへちゃな顔なのですけど、大層魅力的に撮れてて、内容ともどもまさに癒し系。トビウオというのは、東京から熱海まで流れてきた、彼女のホテトル嬢…

『ドリーム・クルーズ』

鶴田法男監督作品。2期『マスターズ・オブ・ホラー』の1作で、TVM用とは別に劇場用として長めの構成にしたもの。巷間言われている通り、海に現れる亡霊が60年頃の新東宝怪談映画か、カラーになってからの『ザ・ガードマン』や『プレイガール』のお盆時期にや…

第七の犠牲者

ヴァル・リュートンDVD-BOX届きました。さっそくマーク・ロブソン『The Seventh Victim』を鑑賞。 これがヒッチコックの『サイコ』に影響を与えてるというのは事前に読んでたけど、マンションの一室で行われている、都会的で身なりのちゃんとした人々による…

『デジャブ』

赤いライトが過去を照らし、(この光は具体的にどっから出とるん?)と思った途端、膝の上の物を投げ落とす勢いで諦めました。マジメに取り合う代物ではない。だからそれ以降は(アー、デンゼルとヤッてみたいなあ)とか(ハー、カーアクションだねー)と思…

『ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック? 』

アルジェントのTVMなのですが、ちょっとビックリしました。以下、ネタバレ有。DO YOU LIKE HITCHCOOK? ドゥー・ユー・ライク・ヒッチコック? [DVD]出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2006/12/21メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) …

DOA デッド・オア・アライブ

『DOA デッド・オア・アライブ』を観ました。観終わって帰宅し検索するまで、本作がゲームの映画化と知らなかったです。観てる間中、(なんだかゲームみたいな演出だなあ・・・)と思ってました。もしかしたら、ここまで読んで思いっきり膝から落ちてる方がいる…

『デス・サイト』 ホラー映画は老いても

こないだ、やっとダリオ・アルジェントの『デス・サイト』観たのです(遅すぎですね、すいません・・・)。殺人鬼が次々と誘拐をし、人質の解放か死を賭けて警察にネットのポーカーゲームを挑んで、警察が負けるたびに人質を殺していく、という異常な快楽殺人を…

デビルズ・リジェクト(走り書き)

それにしてもこの一ヶ月くらい、ずっと『デビルズ・リジェクト』のことを書こうと思ってるのに、ぜんぜん書けないじゃないですか。批判的なことの方が書きやすいから、つい好きな映画が後回しに・・・。『デビルズ・リジェクト』はここ最近の、類型化してるホラ…

テキサス・チェーンソー ビギニング

『テキサス・チェーンソー ビギニング』観てきました。『悪魔のいけにえ』の前日譚です。冒頭でレザー・フェイスの出自が描かれるのですが、途中からはもう既に始まっている、いつも通りの彼らの日常という感じで、別にビギニングという意味はあまりありませ…

『ディセント』

ブリティッシュ・ホラーです。冒険旅行で洞窟に入った女性たちを襲う恐怖を描いていて、白塗りの地底人が大暴れ。スピード感があるし、ここで来る!というところでちゃんと来る正しいホラー映画。音に反応する怪物なので、息を殺していると体の真横を素通り…

徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑

PAL盤です。日本ではソフト未発売。 同じ映画の中で2部構成になっていて、当時のエログロ系東映作品の造りを継承しています。1部目はイルザシリーズなどお好きな方はもう押さえ済?ゴア描写と、感心できないサディズムに溢れた作品です。まだ道徳的裁きが…

デビルズ・バックボーン

見逃した近作ホラーシリーズで『デビルズ・バックボーン』を観ました。 むーん、わたしはコレ好きじゃない。なんか緩慢だし、ホラー映画がホラー映画から逸脱するのは構わないけど、あまりに関係ないことに=エドゥアルド・ノリエガのピカレスク(悪すぎてド…

『ツールボックス・マーダー』

ようやく観ました。トビー・フーパーの日本未公開・ビデオスルー作品。 これよりつまんないチープなホラーが公開されてるのに、何故本作がビデオスルーなんだろう。確かに、特に殺人鬼の意味があるわけでもなく、殺人の動機もなんかよくわかんない映画なんで…

トランス/愛の晩餐

現実逃避してホラービデオを観ています。『トランス/愛の晩餐』は82年の西ドイツ映画。すごい好き・・・。わたしの印象としては、『ソナチネ』(※北野武ではない)や『Lovely Rita』に近い。 詳細はこちら*1。Rという人気ポップシンガーに夢中な、電波じみ…

ドリーマーズ

『ドリーマーズ』(ベルナルド・ベルトルッチ)観ました。「アンリ・ラングロワがシネマテークを解任されるところから始まる、映画へのオマージュに満ちた作品・・・」と聞いてたけど、引用される映画がわたしにもわかるもので、映画オタクじゃない、一般的…

殿さま弥次喜多怪談道中

あと、昨日はCSで『殿さま弥次喜多 怪談道中』(沢島忠)観ました。錦ちゃんかわゆいの。 途中の旅籠で、世間知らずの殿様たちが按摩に怯えたり、「あの人、オラにモーションかけたズラ」と言う女中たちが入り乱れるシーンが、混沌としてて楽しい。ちゃんと…

箪笥

『箪笥』(キム・ジウン)を観た。以下ネタバレです。観てない人は読んじゃダメ!!最近では『ゴシカ』とかまさにそうだったけど、幽霊になった途端念力でちゃぶ台飛ばしたり、電気を自由自在に操ったりするのは、「死んで元気になったね!良かったね!」と…

ディボース・ショウ

最近劇場で観た映画は『ディボース・ショウ』(ジョエル・コーエン)。ライトすぎて不思議な気がするけど、キライじゃない。相変わらず主人公がワタワタしている間に、秘密裡に謀略が進んでいる得体の知れない感はあって、ほんとはシビアな恋愛とプライドの…

毒婦 妖しい炎(井口昇)

DVDで観たのは『毒婦 妖しい炎』(井口昇)。井口さんの映画には、「愛する(自分を愛してくれる)人を傷つけずにいられない」感情や、「愛する人から理不尽な要求をされて、それを戸惑いつつひたすら受け入れ従う」という愛の表現行為が繰り返し現れる。…

他人の眼

今日はビデオで『他人の眼』と『ローズマリー』(『ローズマリー・キラー』)を観た。 『他人の眼』の最初の死体が怖いのに目を奪われる。葦が生えているような浅瀬で、カメラマンが風景を捉えていると、足元に水に洗われるようにうっすらと沈んで眼を開いて…

ティールロヴァーとチェコアニメ

劇場では『ティールロヴァーとチェコアニメ』の、残りのAプロとDプロを観た。『青いエプロン』がステキ。やっぱり空の色が素晴らしくて、シュールレアリズム(というかキリコ)をあからさまながら滑らかに、ちゃんと独自の世界に取り込んでいて美しい。あと…

結んだハンカチ ティールロヴァーとチェコアニメ

劇場で『結んだハンカチ ティールロヴァーとチェコアニメ』のBプロCプロを観ました。http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/cesk03/tyrl_top.htm 東京ではとっくの昔に上映が終わってるのに(再映も)、名古屋ではやっと公開。大阪はまだこの後からみたいだし、な…

テキサス・チェーンソー

今日は『テキサス・チェーンソー』観てきた。シネコンは出来る限り回避してるものの、これはどうしようもないので、仕方なくイオン・シネマ・ワンダーという所へ。もう本当に郊外の典型的シネコンで、場内に染み込んだキャラメル臭が凄まじい。 で、15分前…

ドッグヴィル

劇場で観た映画は『ドッグヴィル』。http://www.gaga.ne.jp/dogville/index.shtml 相変わらずな芸風・・・。でもそれがこの人の個性なんだし、この人自身は異常な欲望と表裏一体の異常な思い込みで、不自然すぎる極限状態をわざわざ作り出してまで、「傲慢さ…